こんにちは。「しん」です!
資産形成に欠かせない投資方法と言えば
「長期積立分散投資」
長期?積立?分散?
そもそも漢字8文字の単語って長すぎる!!
ですよね(^_^;)
なのでできるだけわかりやすく
することに挑戦中です。
これまでのメルマガで
「長期」「積立」投資についてお伝えしましたので、
今回のメルマガでは
「分散」投資にスポットを当てて
解説しようと思います。
早速ですが
「分散」投資とは何かというと
1つの資産だけでなく、
様々な資産に分散させて投資することで
価格変動を小さくして損をする可能性を下げる
ためのものです。
ただ分散と言っても様々な種類があるので
まずはそれを説明しようと思います。
資産には株、債権、金、不動産、現金等
さまざまなものがあります。
その資産にはそれぞれ特徴があり、
例えば一般的に
株:ハイリスクハイリターン
利益が出れば大きいですが、
会社がつぶれたり、暴落が起きたときに
大きく損をする可能性があります。
債権:ローリスクローリターン
債券はランク(格付け)の高いものであることが
前提ですが、とんでもない損はしないが、
その代わり利益は小さいです。
また株と債券は
逆の値動きをすることが多いので
株と債券とに資産を
分散させて投資をするのが一般的です。
例えば日本の年金を運用している
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)では
株式50%(国内株式25%, 外国株式25%)
債券50% (国内債券25%, 外国債券25%)
引用元:GPIFホームページ
といったように株式と債券、
さらにその中でも国内と海外に分散させて
資産を運用しています。
年金の運用で大きく損をしたら大変です。
そのようなことにならないために
資産を分散させているのですね。
そしてその運用結果は
2001年から2024年までで
なんと!
年率+4.47%
分散投資のすごさを証明しています。
国や地域への分散とは
投資先を日本のみとかではなく、
アメリカ、中国、ヨーロッパ等
様々な国や地域に分散する
という意味です。
例えば日本株だけに投資していた場合
日本が不景気になってしまうと
大きく損をしてしまいます。
そんな時もしアメリカの株にも
投資していた場合アメリカの景気が
良ければ日本の損失分を賄うことが出来て
損失が少なくなります。
アメリカの株の利益が大きければ
ひょっとしたら全体で利益がでるようにも
なるかもしれません。
このように一つの国だけに集中してしまうと
リスクが高くなるので様々な国に分散して
投資をすることでリスクを低くすることができます。
NISAで人気のオルカンと呼ばれる投資信託は
全世界の株式に分散して投資する投資信託で
S&P500というのはアメリカの株式500銘柄に
分散して投資する投資信託です。
それぞれ資産クラスとしては株式なのですが
世界だったりアメリカの様々な会社だったりに
分散して投資をしています。
そのように分散させているので
株式の投資信託の中では
比較的リスクが低く人気です。
適切に分散投資をすると
損をするリスクは低くなりますが、
一方でリターンも小さくなります。
分散投資で多く勧められるのは
先ほど書いた日本の年金を運用している
GPIFのように国内、外国の株式と債券に
25%ずつ分散する分散投資です。
損失を出せない年金運用で採用されている
ものなので比較的安全性が高い運用方法です。
ただその分リターンが
少なくなってしまいます。
もっとリスクを取れる人は
例えば株式のみ保有することにして。
全世界に分散させるオルカンに投資したり
アメリカの企業に分散投資する
S&P500のみに投資する等もありかと思います。
まずは自分が許容できるリスクを把握して
株式の比率、債券の比率を決めて
分散投資をしてみるのはいかがでしょうか。
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