プロフィール

目安時間 13分

はじめまして。

このブログを運営しているFPの「しん」といいます。

 

 

 

妻と小学生の子供が2人がいる

アラフォーパパです。

 

アラフォーに近づくにつれて

仕事はどんどん忙しくなり

家族の時間、自分の時間がとれなくなっていく

気づいたら時間だけが過ぎていく。

 

「もっと自由な時間=ゆとり時間がほしい」
そんな想いが日に日に強くなっていきました。

 

そして以前からあった

独立してFPとして活動したいという想いが強くなりました。

 

もともと独立してFPとして活動したいという夢もあり、
コツコツと資産形成を続けてきました。

その結果、コーストFIREを達成し、
4,000万円を生活と心の支えにして、会社員を卒業。

いまはFPとして独立しながら、
不動産投資やネット事業にも取り組み、
より自由度の高いサイドFIREを目指しています。

 

会社を辞めるときも、辞めたあとも、
「大きな決断をしたね」と多くの人から言われました。

正直、その通りだと思います。

家族がいる中で本当に大丈夫なのか…
不安は大きく、決断まで何度も悩みました。

それでも僕は、会社を辞める選択をしました。

なぜ辞めることができたのか。
そして、なぜ辞めようと思ったのか。

その理由を、これからお話ししていきたいと思います。

 

FPになりたかったけど、行動できなかった自分。

会社を辞める前、僕はメーカーのサラリーマンでした。
新入社員として入社し、

運よく希望の事業・希望の部署に配属。

「これから順風満帆の社会人生活が待っている」

そう信じて疑いませんでした。

けれど現実は違いました。

理想と現実のギャップに戸惑う毎日。


毎日深夜まで残業。

土日も仕事のことが頭から離れない。
体力勝負の消耗戦のような日々が続きました。

次第に「本当にこのままでいいのか?」

という疑問が芽生えます。

 

自分がやりたいことはこんな事じゃない。

 

でも、じゃあ何がやりたいのか。
その答えは当時の僕には分かりませんでした。

そんなある日、本屋をふらりと歩いていた時のこと。
ふと本棚に合った一冊の本が目にとまりました。

 

それはFPとしてお金を稼ぐ本

 

ページをめくるうちに、学生時代の夢を思い出しました。

「そういえば、FPになりたいと思っていたんだ…」

けれど同時に、頭の中で別の声が響きます。

「FPは稼げないって聞いたしな…」

どこかで見聞きした言葉で自分を納得させ、あきらめていた夢。

でも、その本には確かに“FPとして食べていく道”が書かれていたのです。

「FPでも稼げるんだ。」

そんな希望が心に灯り、僕は行動を始めました。
独学でFP資格を取得し、

週末の実践講座に通い、基礎を学び
「これからFPとして活動していくんだ」と決意を固めました。

…そのはずでした。

けれど心のハードルは高かった。

「いや、でも家族もいるし…」
「会社を辞めるなんて、やっぱり怖い。」

不安の声に押し戻され、

結局、会社員として働き続ける道を選びました。

会社を辞める決断をした出来事

30代後半、管理職に昇進し給料は増えました。
けれど、その分仕事へのプレッシャーがさらに重くなり、
気づけば毎日が仕事に追われるだけの日々。

「人生なんて、こんなものか…」

心のどこかで、そんなあきらめを抱いていました。

ところが、そんな僕の人生を大きく揺さぶる出来事が訪れます。

 

それは…コロナ禍での海外赴任

 

上司から打診された瞬間、頭の中は真っ白になりました。

「この状況で、海外赴任!?」

当時は新型コロナが猛威を振るい、
海外どころか県外への移動さえ自粛するムード。

そんな中で「家族を連れて海外に行く」という選択肢は
どう考えても取れませんでした。

不安と不満でいっぱい。

それでも…赴任を断る勇気が出なかった僕は、
結局そのまま受け入れてしまったのです。

コロナ禍での海外単身赴任

コロナ禍のころを覚えていますか?

 

海外に行くのも、日本に帰るのも、
手続きは信じられないほど大変で、
入国後はホテルで隔離…。

 

海外に行くためには

ありえないくらい手間がかかりました。

 

海外赴任は、まさに

「いつ帰れるかわからない片道切符」でした。

いまとなっては信じられない話ですが、
会いたいときに家族に会えない。
そんな状況が現実になったんです。

 

赴任が始まると、平日は仕事に追われます。
でも週末は単身赴任でひとり。
否応なく、自分自身と向き合う時間が訪れました。

「なんで今ここにいるんだ?」
「なんで働いているんだ?」
「自分の人生をどうしたい?」
「家族とどうありたい?」

問いかければ問いかけるほど、
「このままじゃダメだ」という気持ちが強くなる。

このままでは一生同じ繰り返し。
むしろ悪化していくばかりじゃないか。

 

「自分の人生を、自分でコントロールしたい。」

そのためには今の仕事を辞めるしかない。

そう思う一方で、

「でも、家族もいる。辞めるなんて不安すぎる。」

と、心は揺れ続けました。

辞めるか、辞めないか。
そのループをぐるぐると回る日々。

そんな時に出会ったのが、ある一本の動画でした。

タイトルは「資産3000万円で人生変わった」

 

この動画では奄美大島に移住した自給自足投資家さんが
「3000万貯めて人生が変わった」という話をしていました。

 

3000万あれば、資産収入が得られる。
その収入で心にゆとりができる・・・

 

その言葉が胸に突き刺さりました。

 

幸い、海外赴任の給与は高く、
僕も妻も節約好き。
コツコツと貯金やNISAを続けていたので、
すでに3000万円は確保できていました。

「もしかしたら…会社を辞められるかもしれない。」

さらにその投資家さんは、
奄美大島に移住後は遊漁船で稼いだり、
現地でゆるやかに働きながら生活している。

「そうか。がむしゃらに働かなくてもいいんだ。
3000万あれば、収入を減らしてでも時間を増やせる。」

そう思うと、胸が軽くなりました。

自分でもできるかも・・・

そう思うことが出来ました。

 

そこでFPとして身につけた

ライフプランシミュレーションで

実際に自分の人生のお金の流れを

シミュレーションをしてみました。


「どれくらいの収入があれば会社を辞めても生活できるのか?」

シミュレーションから出た答えは

会社を辞めて生活することあ夢物語ではないという結果

手が届く現実だと分かった瞬間、
小さな希望の光が見えてきました。

 

帰国、そして退職へ

コロナ禍での海外赴任は約2年で終わり、
無事に帰国できました。

 

帰国後、僕の頭の中にあったのはただひとつ。
「会社をやめて、自分の人生を生きたい」

その想いでした。

 

同時に、学生時代から心のどこかにあって

あきらめていた夢。


「いつかFPとして独立したい」

という気持ちがまた強くなっていたのです。

とはいえ、会社を辞めるには“収入の柱”が必要。
そこで僕は不動産投資と副業を始めることにしました。

 

不動産投資は以前から

本を読みあさって興味を持っていた分野。
けれど実際に行動に移したことはありませんでした。

 

「辞める」と決めた今こそ一歩踏み出す時だと考え、
リスクが比較的小さいと感じた“古家投資”に挑戦しました。

 

副業については、過去にいろいろ手を出してはやめて…

を繰り返していましたが、
唯一収益化の経験があったAmazonの輸入販売を再開。

しかし、現実は甘くありませんでした。
築古投資は物件購入が難航し、

Amazon輸入は思った以上に稼げない。

「やっぱり会社を辞めて個人で稼ぐのは無理なのか…」

不安な気持ちが募っていきました。

 

そんな時、会社から再び管理職の打診がありました
(帰国後はいったん管理職から外れていました)

心が揺れました。

会社を辞めるのは怖い。けれど、、、
管理職になれば、再び仕事漬けの毎日になるのは目に見えています。
家族との時間は削られ、人生は何も変わらない。

 

「子どもたちはどんどん大きくなっていく。
今しかできないことがあるんじゃないか。」

その思いが強くなりました。

そこで何度も、何度もシミュレーションしました。

・個人でいくら収入があれば暮らせるのか?
・無収入でもどれくらい持ちこたえられるのか?

出した答えは、、、無収入でも2年は大丈夫。

 

「ならば期限を決めて挑戦しよう。

会社を辞めて時間をつくり、FPとして活動しながら、
不動産やネット事業にも取り組むんだ。」

そう心に決め、退職して独立したいということを

妻に相談しました。

すると妻は驚くほどあっさりと了承してくれたのです。

ほんとうにありがたい気持ちでいっぱいでした。

こうして会社と相談を重ね、タイミングを見て退職。

会社員生活に区切りをつけ、
夢だったFPとしての活動をスタートさせました。

退職後~現在

退職してまず叶えたのは、

ずっと夢見ていたことでした。

・家族での夏休み・北海道一周旅行

・屋久島で屋久杉を見る旅

会社員時代には難しかったこれらを、

ようやく実現できました。

さらに、平日に子どもたちと関わる時間が増え、

授業参観にも仕事を気にせず参加できる。
そんな暮らしに、大きな満足感を覚えています。

ただ、収入の面ではまだ道半ば。

不動産投資では3軒の物件を購入し、

ありがたいことにすべて入居が決まりました。

安定した収入の柱ができたのは大きな成果です。

そして現在は、コーストFIREを達成できたので、
FPとしての事業、ネット事業、不動産投資からの収入を組み合わせ、
より自由度の高い「サイドFIRE」に挑戦しています。

FPとしてFIREを目指すお客様の

ライフプランを考えるとき、

「どうすれば安心して会社を辞められるのか」
「どれくらいの資産と収入があれば自由に働けるのか」

といった相談を受けました。

その問いに答えるためにも、

僕自身が実践し、試行錯誤を重ねることが大切だと思っています。

焦る毎日や落ち込む日もありますが、
将来振り返ったときに後悔しないように、


FPとして、そして一人の挑戦者として、
これからもあきらめずに歩んでいこうと思います。

最後に

僕が会社を辞めて挑戦できたのも、
そして今こうして歩みを続けられているのも、
すべての原点には「ライフプラン」がありました。

将来のお金の流れを“見える化”することで、
不安が整理され、選択肢が広がり、
勇気を持って一歩を踏み出すことができたんです。

ライフプランは、ただの数字合わせではありません。
「自分が本当に大切にしたいこと」を見つけ、
自分らしい人生をデザインするための地図です。

僕自身、その地図を描いたからこそ、
FIREに挑戦し、家族との時間を優先し、
後悔しない生き方を選ぶことができました。

これからもFPとして、
ライフプランの有用性を伝え、
FIREに挑戦しながら“楽しく生きる人”を
一人でも多く増やしていきたいと思っています。

もし「自分もできるかな?」、

「何から始めればいいの?」と悩んだら、
気軽に相談してください。


同じように悩み、迷ってきた経験をもとに、
あなたの一歩を一緒に考えたいと思っています。

プロフィール

しん

しん

【一人ひとりに合ったFIRE達成のための情報をわかりやすく発信】FIREする方法は無限大。あなた専用FIREプランを設計するFP|コーストFIRE後資産4000万で会社員卒業→FP・不動産・ネット事業でより自由なサイドFIREに挑戦中|相談はお気軽に